Dynamic app を有効にする。
ID 基盤のすべてが、そのままエージェントで使えます。
Dynamic app の実体は CIMD(Client ID Metadata Document)です。MCP 仕様が最初に推奨するクライアント登録モデルであり、並行する認証システムを作る必要も、仕様を追いかける必要もありません。
- サインイン体験
- エンタープライズ SSO
- MFA とステップアップ
- RBAC とスコープ
- Organizations(マルチテナンシー)
- あらゆる MCP クライアントと AI エージェント
- ユーザーごとにスコープされたアクセストークン
- ユーザーが確認し、取り消せる同意
- すべての付与を記録する監査ログ
1 つのプロダクトに、3 つの認証の壁。
エージェントがプロダクトに到達する
“Claude がサーバーから 401 を返された。エンタープライズの見込み客からは、エージェントのアクセスが自社の SSO に従うのかと聞かれている。しかも開発している間に、仕様は CIMD へ移った。”
AI エージェントに MCP サーバーアクセスを許可
MCP サーバーをリソースサーバーに変え、ユーザーのサインインと明示的な同意のもとで、AI エージェントにスコープ付きのアクセスを与えます。
仕組み
- クライアント登録は 2 通り。Dynamic app を有効にすれば(実体は CIMD)あらゆる MCP クライアントが接続できます。セキュリティレビューで求められる場合は、各クライアントを third-party app として事前登録することもできます。
- エージェントが権限をリクエストし、ユーザーがそれを承認または拒否します。
- あらゆる認可・取り消し操作を完全に監査ログとして記録。
あなたのアプリをエージェントフレンドリーに
あなたが選んだアクセス権限でアプリや API を AI エージェントに公開可能。Logto が認証・スコープ・トークン管理を裏で自動運用します。
仕組み
- 他の OAuth クライアントと同様に、エージェントを Logto の third-party app として登録します。
- エージェントは、ユーザーの同意を得て特定スコープであなたの API へのアクセス権限をリクエストします。
- Logto がアクセストークンやリフレッシュトークンなどのトークン管理を代行し、エージェントが安全に API を呼び出し可能にします。
ユーザーが AI の中でサインイン
“サインインは会話の途中で、ユーザーをチャットから追い出さずに済ませないといけない。CLI にはリダイレクト先のブラウザがない。しかも新規「ユーザー」の半分は、サインアップページを叩くスクリプトだ。”
チャットに組み込まれた認証フロー
サインインや SSO をチャットボットのフローに直接組み込めます。必要なときだけユーザーにプロンプトを表示し、サインインが済んだらすぐチャットに戻します。
仕組み
- チャットでユーザーにプロンプトを表示し、安全なサインインのために Logto へリダイレクトします。
- パスワードレス、ソーシャル連携、企業向け SSO をすぐ利用可能。
- 重要な操作にはステップアップ認証や MFA で保護できます。
ターミナルのための認証フロー
AI コーディングツールやエージェントは CLI として提供されます。本物のサインインを届けましょう。ブラウザがなければデバイスコード、あれば PKCE 付きの認可コードフローで。
仕組み
- デバイスコードフローは SSH 環境、コンテナ、ヘッドレスマシンに対応。ユーザーは任意のブラウザから承認できます。
- ブラウザが使える場合は PKCE 付きの認可コードフローでブラウザを開き、そのままターミナルへ戻します。
- トークンの保存、更新、プロセス間のロックまで対応し、キーチェーン連携も内蔵しています。
ボットや不正行為を未然に防止
CAPTCHA 以上の高度なセキュリティを標準搭載。サインイン体験そのものの中に多層防御を組み込みます。Logto は SaaS のセキュリティプラクティスをエージェントの世界にも提供します。
仕組み
- 怪しいトラフィックには必要時のみ動的 CAPTCHA で対策。
- レート制限やブラックリストで繰り返しの悪用も阻止。
- MFA、短命トークン、取り消し制御で機密情報を強固に保護。
エージェントが外部で動く
“エージェントにはユーザーの Google カレンダーが必要だ。.env ファイルに置いたトークンは、インシデントの始まり方そのものだ。”
エージェントをサードパーティ API や MCP サーバーに接続
エージェントがユーザーの代理でサードパーティ API を操作可能。手動トークン管理や平文での秘密保存は不要です。
仕組み
- Logto の API を使い、Google、GitHub、MCP など各種エンドポイントのアクセストークンを取得・更新。
- シークレットをエージェントコードで公開せず、安全にトークン交換を実現。
- ワークフローに集中し、認証周りは Logto に任せられます。
動いているものを見て、あなたのものを作る。
Logto MCP Server は、まさにこの構成で動いています。
現在、本番環境で稼働中です。 Logto MCP Server のドキュメント →
B2B プロダクトで最も難しい部分、マルチテナンシーも含みます。エージェントが受け取るトークンはすべて、1 つの組織と、その中でのユーザーのロールにスコープされています。
何ができるかを確かめてから、下のガイドで同じものをあなたのプロダクトに。
私たちはこう作りました
SaaS プロダクト向けにリモート MCP サーバーを作る方法:MCP と Agent Skills の比較、OAuth 連携、そして MCP ツールの設計。
開発の記録を読む →トークンのパススルー、M2M、PAT がいずれも不十分だった理由と、組織スコープを持つ subject token が AI を各ユーザーの権限の範囲に留める仕組み。
トークン戦略を読む →あなたはこう作れます
エージェント対応の認証を 今日の午後に。
AI のインターフェースは変わり続けます。ID レイヤーまで変える必要はありません。すでに信頼しているものを、次に来るものへ向けるだけです。