Stytch の代替:B2C と B2B を 1 つでまかなう認証プラットフォーム

Stytch の代替をお探しですか?Logto はコンシューマー認証と B2B 認証を同じプロジェクトで運用できるため、途中で認証スタックを移行することなく、組織とエンタープライズ SSO を追加できます。

チームが Stytch の代替を探す理由

Stytch は、クリーンな API と充実したパスワードレス機能で評判を築いてきました。しかし、パスワードレスは今や当たり前の機能です。パスキー、ワンタイムコード、マジックリンクはいずれも Logto にも備わっています。本当の摩擦は別の場所にあります。プロダクトがどう分割されているか、エンタープライズ機能にどう価格が付いているか、そして 2025 年後半以降、ロードマップを握っているのは誰なのか、という点です。

動機実際にどうなるか
B2C と B2B の分断Stytch では、プロジェクト作成時に Consumer か B2B のどちらかのデータモデルを選ばなければなりません。それぞれが独自の API と SDK を持ち、両者を組み合わせることはできません。B2C で始めて後からチーム機能を追加する場合、Stytch 自身のガイドがその作業を正式な移行として説明しています。すべてのユーザーをメンバーに再マッピングし、その過程でアクティブなセッションを交換する必要があります。
接続ごとのエンタープライズ料金pay-as-you-go プランに含まれる SSO または SCIM 接続は 5 件で、それ以降は接続 1 件あたり月額 $125 が課金されます。SSO と SCIM の両方を必要とするエンタープライズ顧客を 50 社オンボーディングすると、接続料金だけで月 $11,875 に達します。MAU、M2M トークン、接続はすべて別々に従量計測されるため、成長するほどコスト予測が難しくなります。
Twilio による買収Twilio は 2025 年 11 月に Stytch を買収し、プロダクトは現在、AI エージェントのアイデンティティと Twilio のコミュニケーションチャネルへの注力を掲げる Stytch by Twilio として運営されています。サービスは継続していますが、そのロードマップははるかに大きな企業の内部で決められています。数年単位でアイデンティティ基盤に賭けるチームに対して、アナリストはすでに Okta による買収後の Auth0 との類似を指摘しています。
クラウド専用でクローズドソースStytch にはセルフホストの選択肢がなく、プラットフォームのオープンソース版も存在しません。データ主権の要件があるプロダクトや、顧客のインフラに出荷するソフトウェアにとって、これは不便どころか決定的な障壁です。
上位市場へ進むほど広がるギャップStytch の RBAC は組織スコープに限られ、属性ベースのポリシーはありません。組み込みの B2B MFA が第二要素として受け付けるのは SMS と認証アプリ TOTP のみのため、パスキーをステップアップ認証の手段として使うことはできず、アダプティブ MFA は有料のデバイスフィンガープリンティング製品に依存します。初日からつまずくものは 1 つもありませんが、エンタープライズ要件が積み重なるにつれてグルーコードが増えていく、という報告がチームから寄せられています。

Logto は Stytch と何が違うのか?

B2C と B2B を 1 つのプロジェクトで

Logto は単一のアイデンティティモデルを採用しています。まずはコンシューマー向けにメール、ソーシャル、パスワードレスのサインインから始めて、最初のエンタープライズ商談が決まったら組織を有効化してください。同じプロジェクト、同じ API、同じ SDK のままです。ユーザーは個人アカウントを維持したまま、いくつでも組織に参加でき、ロールと権限はユーザーレベルと組織レベルの両方でネイティブに処理されます。

出口戦略を最初から備えたマネージドクラウド

Logto Cloud はフルマネージドサービスであり、GitHub で確認できるオープンソースのコードベース(スター 13k+、MPL-2.0)と同じものが動いています。OAuth 2.1、OIDC、SAML への厳密な準拠により、統合のポータビリティが保たれます。要件が変わったときには、まったく同じプラットフォームをセルフホストできます。

料金の崖なしで使えるエンタープライズ機能

Logto のエンタープライズ SSO は接続 1 件あたり $48 のモジュール式アドオンで、$125 ではありません。MFA、組織、高度なセキュリティは、トークンベース課金に重ねる月額固定のアドオンです。使用量メーターは 3 本ではなく 1 本で済みます。さらに、無料プランは 50K MAU をカバーし、これは Stytch に含まれる量の 5 倍です。

Logto はあなたに合った Stytch の代替でしょうか?

私たちは誠実なポジショニングを大切にしています。Logto はすべての Stytch のお客様にとって完璧な選択肢とは限りません。

Logto に切り替えるべきとき

  • プロダクトが B2C と B2B の境界をまたいでいる。初日にデータモデルを選ぶことも、後から 2 つのプロダクト間で移行することもなく、個人アカウントとマルチテナント組織を 1 つのシステムで実現できます。
  • エンタープライズ顧客を大量にオンボーディングしている。接続 1 件あたり $125 ではなく $48 のエンタープライズ SSO は、ミッドマーケットの商談すべてで利益率の計算を変えます。
  • セルフホストまたはデータレジデンシーが必要。Logto Cloud は EU、米国、オーストラリア、日本で稼働しています。Private Cloud ならお好みのリージョンに専用インスタンスを用意でき、セルフホストという選択肢も常に残されています。
  • 請求は予測可能な 1 本にまとめたい。月額固定のアドオンを備えたトークンベース課金が、MAU、接続、M2M トークンと並走する Stytch のメーター群を置き換えます。

Stytch の方が適しているかもしれないとき

  • Twilio エコシステムに賭けている。プロダクトがすでに SMS、音声、メールで Twilio に依存しているなら、Stytch by Twilio は今後、これらのチャネルとの統合をより深めていく可能性が高いでしょう。
  • 組み込みの不正検知とボット検知が必要。Stytch のデバイスフィンガープリンティングは正真正銘の強みで、ボット検知とアカウント乗っ取り対策が認証フローに組み込まれています。Logto はキャプチャと識別子ロックアウトをカバーしていますが、フィンガープリントベースの不正スコアリングは製品に含まれていません。

Stytch vs. Logto:徹底比較

LogtoStytch
主な違い
B2C と B2B のアーキテクチャコンシューマー認証とマルチテナント認証の組み合わせ方1 つのプロジェクト組織は組み込み機能Consumer と B2B で別々のプロダクト、API、SDK
エンタープライズ SSO の料金エンタープライズアイデンティティプロバイダー接続 1 件あたりのコスト接続 1 件あたり $48、モジュール式アドオン5 件含む、以降は接続 1 件あたり月額 $125
料金モデルプランの課金方式トークンベース50K MAU まで無料Pay as you goMAU、接続、M2M を別々に従量計測
認可サインインの先にあるロールと権限ユーザーレベルと組織レベルの RBACカスタムトークンクレームB2B プロダクトでの組織スコープ RBAC
オープンソースソースコードが公開されており監査可能オープンソースコアGitHub スター 13k+クローズドソースのプロプライエタリ SaaS
デプロイオプション認証サービスを実行できる場所クラウド、プライベートクラウド、またはセルフホストクラウドのみ
ベンダーの独立性プロダクトの方向性を決めるのは誰か独立企業2025 年 11 月以降は Twilio の一部

2026 年 7 月時点で公開されている情報に基づきます。最新の詳細は各ベンダーにてご確認ください。

Stytch からの移行

Stytch はパスワードレス寄りのサービスであり、その点は移行の際にむしろ有利に働きます。ワンタイムコード、マジックリンク、ソーシャルアカウントでサインインするユーザーには移すべき認証情報がありません。Management API でプロフィールをインポートすれば、これまでと同じ方法でサインインし続けられます。

パスワードを使うユーザーについては、Logto は Bcrypt、Argon2、MD5、SHA1、SHA256、PBKDF2 のハッシュを直接インポートでき、さらに Node.js がサポートするその他の形式向けのレガシーオプションもあるため、切り替えによって一斉のパスワードリセットを強制されることはありません

Logto は標準の OIDC に従っているため、アプリケーションコードの移行先は、また別のプロプライエタリな統合ではなく、標準ベースの薄い SDK になります。

ユーザー移行ガイドを読む →

移行の事情はそれぞれ少しずつ異なります。ガイドでカバーされていないケースがあれば、お問い合わせいただき、必要な内容をお聞かせください。

よくある質問

Stytch の最良の代替は何ですか?

何がきっかけで代替を探し始めたかによります。B2C と B2B の分断、接続ごとの SSO 料金、Twilio による買収が懸念なら、Logto は両方のモデルを 1 つのプラットフォームで提供し、モジュール式の料金とセルフホストの選択肢を備えています。既存アプリにエンタープライズ SSO の接続層が主に必要なだけなら、WorkOS も検討する価値があります。Auth0 は最大の統合カタログを持つ既存大手であり続けています。

スケール時、Logto の料金は Stytch と比べてどうですか?

Stytch の無料枠は 10K MAU まで、Logto は 50K までカバーします。それを超えると、Stytch は MAU、M2M トークン、SSO または SCIM 接続を別々に課金し、接続は最初の 5 件以降 1 件あたり月額 $125 です。Logto は発行されたトークン数で課金し、エンタープライズ SSO は接続 1 件あたり $48 です。数十社のエンタープライズ顧客を抱える B2B アプリでは、たいてい接続料金が差額の大部分を占めます。

Logto は Stytch のようにパスワードレスサインインに対応していますか?

はい。Logto はパスキー(WebAuthn)を第一要素と MFA 手段の両方でサポートし、メールと SMS のワンタイムコード、マジックリンクにも対応しています。ソーシャルとエンタープライズ SSO も併用できます。Stytch から離れることは、パスワードレスをあきらめることではありません。

Logto ではコンシューマー認証から始めて、後から B2B を追加できますか?

はい。Logto は両方に 1 つのアイデンティティモデルを使います。マルチテナンシーが必要になったら既存プロジェクトで組織を有効化してください。ユーザーはアカウントを維持したまま、組織スコープのロールと権限を持って組織に参加します。SDK の入れ替えもユーザー移行も不要です。

Logto はオープンソースですか?

はい。Logto Cloud はフルマネージドサービスであり、MPL-2.0 のオープンソースコードベース(GitHub スター 13k+)と同じものが動いています。クラウドで始めて要件が変わったらセルフホストすることも、その逆も可能です。

Twilio による買収は Stytch の顧客にとって何を意味しますか?

Twilio による Stytch の買収は 2025 年 11 月に完了し、プロダクトは現在、AI エージェントのアイデンティティと Twilio のコミュニケーションチャネルへの注力を掲げる Stytch by Twilio として運営されています。Stytch は当時、契約や料金に即時の変更はないと述べていました。長期的な方向性は未知数であり、だからこそ一部のチームは評価軸にベンダーの独立性を加えるようになっています。

Stytch はその所有者の商標です。機能比較は 2026 年 7 月時点で公開されている情報に基づきます。最新の詳細は各ベンダーにてご確認ください。

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