Firebase Auth の代替:B2C から B2B へ進むアプリのために

Firebase Auth の代替をお探しですか?Logto なら、アイデンティティレイヤーをゼロから作り直すことなく、エンタープライズ SSO、マルチテナント組織、ロールベースアクセス制御を追加できます。

チームが Firebase Auth の代替を探す理由

Firebase Auth は、週末プロジェクトやシンプルな B2C モバイルアプリの立ち上げには最適です。高速で、ドキュメントが充実しており、Google エコシステムと緊密に統合されています。しかし移行を検討しているチームと話すと、ビジネスモデルが成熟したときに壁にぶつかったという話がほぼ必ず出てきます。

動機実際にどうなるか
B2B 機能のギャップアプリがより大きな顧客を狙うようになると、エンタープライズ SSO(SAML/OIDC)、ロールベースアクセス制御、組織レベルの管理が求められます。Firebase Auth には、Identity Platform にアップグレードしてもネイティブの RBAC と組織管理がないため、結局 Firestore で回避策を作り込むことになります。
データレジデンシーとコンプライアンスヨーロッパの顧客にサービスを提供するチームにとって、データレジデンシーは極めて重要です。Firebase Auth はユーザーデータを米国のみに保存するため、GDPR コンプライアンス上の大きなハードルになりかねません。
分断されたアーキテクチャB2C ユーザーには Firebase Auth、B2B 組織には 2 つ目のプロバイダー、さらにエンタープライズ SSO のためだけに 3 つ目の製品を運用する、という状態に陥りがちです。プラットフォームごとに独自のユーザーストア、SDK、セッションロジックを抱えることになり、リリースを重ねるたびに全体の同期を保つのが難しくなっていきます。
エコシステムへのロックインFirebase Auth は Google Cloud と Firestore に深く結合しています。データベースやバックエンドを移行する必要が生じたとき、認証レイヤーをほどく作業は本格的なエンジニアリングプロジェクトになります。

Logto は Firebase Auth と何が違うのか?

ネイティブな B2B 機能

Logto はマルチテナント組織をファーストクラスでサポートします。カスタムのデータベースロジックを書くことなく、複雑な B2B 階層をモデル化し、組織レベルのロールを割り当て、エンタープライズ SSO ポリシーを適用できます。

グローバルなデータレジデンシー

米国のみに保存する Firebase Auth と異なり、Logto Cloud は EU、米国、オーストラリア、日本で稼働しており、需要の拡大に応じて新しいパブリックリージョンが追加されます。特定のロケーションが必要な場合は、Logto Private Cloud がお好みのリージョンに専用インスタンスを提供します。自社インフラでのセルフホストも可能です。

オープンスタンダード、ロックインなし

Logto は OAuth 2.1、OIDC、SAML の上に構築されており、アイデンティティレイヤーを特定のデータベースやクラウドに縛りません。オープンソースコアなので、いつでも認証を自社内に取り込めます。

Logto はあなたに合った Firebase Auth の代替でしょうか?

私たちは誠実なポジショニングを大切にしています。Logto はすべての Firebase Auth のお客様にとって完璧な選択肢とは限りません。

Logto に切り替えるべきとき

  • より上位の市場を目指している。エンタープライズ顧客は SAML SSO、組織管理、RBAC を期待します。Logto はそのすべてを標準搭載しています。
  • EU データレジデンシーが必要。Logto の EU リージョン、プライベートクラウド、またはセルフホストデプロイで、GDPR のデータレジデンシー要件を即座に解決できます。
  • B2C と B2B を統合したい。ユーザータイプごとに 2 つの認証システムを別々に維持するのにうんざりしていませんか?Logto なら両方をスマートに扱えます。
  • 複数のアプリを運用している。Firebase の認証状態は各アプリの内部に閉じており、Web セッションは単一のドメインに固定されます。Logto なら、登録したすべてのアプリに、Web でもネイティブでも、1 つの中央サインインセッションを提供します。

Firebase Auth の方が適しているかもしれないとき

  • Google Cloud 上でシンプルな B2C アプリを構築している。アプリが Firestore、Cloud Functions、Firebase Hosting を中心に構築されているなら、Firebase Auth のネイティブ統合に勝るものはなかなかありません。
  • B2B 要件がまったくない。マルチテナンシーやエンタープライズログインを提供する予定がなく、アプリが Firebase コンソールを中心に構築されているなら、切り替えは手間に見合わないかもしれません。ちなみに、Logto の無料プランも同じ 50K MAU の枠を備えています。

Firebase Auth vs. Logto:徹底比較

LogtoFirebase Auth
B2B とエンタープライズ対応力
ターゲット層製品が想定している顧客セグメントB2C、B2B、マルチテナント SaaS主に B2C
エンタープライズ SSOエンタープライズ顧客が自社のアイデンティティプロバイダーでログイン$48コネクタごとIdentity Platform へのアップグレードが必要
マルチテナント組織B2B 顧客をロールと権限を持つ組織としてモデル化無制限*$48 の組織アドオンマルチテナンシーには Identity Platform が必要組織ロールなし
ロールベースアクセス制御ロールを定義し、ユーザーとマシンのアクセスを管理無制限*$32 のグローバル RBAC アドオンFirestore での手動実装
多要素認証Passkeys、認証アプリ TOTP、SMS、メール、バックアップコード$48すべての要素SMS のみIdentity Platform が必要
マルチアプリシングルサインオンユーザーは一度サインインすれば、すべてのアプリでサインイン状態を維持登録したすべてのアプリが中央セッションを共有アプリごとのクライアント状態キーチェーン共有は Apple プラットフォームのみ
マシン間認証M2M 認証用のアプリケーションタイプ1個含む追加1個につき$8-
プラットフォームとデプロイ
データレジデンシーユーザーのアイデンティティデータの保存場所EU、US、AU、JP の各リージョンプライベートクラウドまたはセルフホストで任意の場所に対応US のみ
コンプライアンス規制対象業界向けの各種認証と契約SOC 2 Type IIHIPAA/BAA は Enterprise で利用可能SOC 1/2/3HIPAA BAA は Identity Platform 経由のみ
オープンソースソースコードが公開されており監査可能オープンソースコアGitHub スター 13k+Google のプロプライエタリサービス
セルフホスト認証サービスを自社インフラで運用-
無料プラン無料プランに含まれる内容最大 50K MAU と 50K トークン最大 50K MAU(Spark プラン)
料金モデル有料プランの課金方式トークンベース実際の認証アクティビティに応じて支払いIdentity Platform による MAU ベース

2026 年 7 月時点で公開されている情報に基づきます。最新の詳細は各ベンダーにてご確認ください。

* 「無制限」とは、固定制限のない機能を指しますが、公平な利用、セキュリティ、最適なパフォーマンスを確保するためのシステムポリシーに従う必要があります。

Firebase からの移行:scrypt の課題への対処

Firebase Auth からの移行が厄介なことで知られているのは、Firebase がパスワードを scrypt ハッシュアルゴリズムのカスタマイズ版で保存しているためです。

それでも移行は十分に可能です。Logto は Management API を通じて幅広い標準ハッシュアルゴリズムでのユーザー一括インポートに対応しており、ソーシャルまたはパスワードレスの方法でサインインするユーザーは、追加の作業なしにそのまま移行できます。

パスワードを使うユーザーについては、Firebase のカスタムハッシュに個別の対応が必要です。Firebase のパスワードハッシュパラメータをエクスポートして当社チームにご連絡いただければ、一斉のパスワードリセットを強制することなくユーザーを安全にインポートする方法をご案内します。

ユーザー移行ガイドを読む →

移行の事情はそれぞれ少しずつ異なります。ガイドでカバーされていないケースがあれば、お問い合わせいただき、必要な内容をお聞かせください。

よくある質問

Firebase Auth の最良の代替は何ですか?

シンプルな B2C アプリで Google エコシステム内に完全にとどまるのであれば、そもそも代替は不要かもしれません。しかし、B2B SaaS を構築している、EU データレジデンシーが必要、あるいはセルフホストの自由が欲しいという場合、Logto は有力な選択肢です。ニーズによっては、Supabase Auth や WorkOS も評価する価値があります。

Firebase Auth は SAML やエンタープライズ SSO に対応していますか?

基本バージョンでは対応していません。SAML とマルチテナンシーを利用するには Firebase Auth with Identity Platform へのアップグレードが必要で、料金体系が変わるうえ、それでもネイティブの RBAC と組織管理は欠けたままです。

Firebase Auth はユーザーデータをどこに保存しますか?

2026 年 7 月時点で、Firebase Auth はユーザーデータを米国のみに保存しています。GDPR コンプライアンスのために EU データレジデンシーが必要な場合は、EU クラウドリージョンやセルフホストを提供する Logto のような代替を検討してください。

Firebase Auth はセルフホストできますか?

いいえ。Firebase Auth は Google Cloud と密結合したプロプライエタリなマネージドサービスです。対照的に、Logto はオープンソースであり、任意のインフラでセルフホストできます。

Firebase は Google LLC の登録商標です。機能比較は 2026 年 7 月時点で公開されている情報に基づきます。最新の詳細は各ベンダーにてご確認ください。

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